梅干しは手間暇をかけて作られます
株式会社鈴梅では、美味しい梅をすべて手作りで作り販売していますが、梅干しはできるまでにかなりの手間暇がかかるのをご存じでしょうか。
まず、梅干しの元となる梅が結実し、収穫されるまでの期間は、梅の枝につぼみがつきはじめてから半年以上。梅の元となる梅の枝に小さなつぼみがつき始めるのが、12月。つぼみがほころび可愛い梅の花が咲き始めるのが2月上旬。梅の花の開花は、天候が大きく左右し、平均気温が7℃~8℃程度になるとぽつぽつと咲き始め、2月の中旬には満開となります。
株式会社鈴梅が扱っている南高梅ができる梅の開花日数は約25日間。この間に、ミツバチや花アブ、昆虫などが、梅林、実梅の樹、受粉樹を飛び回ることで、実梅の花に媒介して結実。梅のもととなるものが生まれます。
その後、少しずつ実梅は背調子、5月下旬には成熟。完熟に近づく黄色味から、鮮やかな紅色へと染まり、その後完熟した実は、木から落ちていきます。木から落ちた実を収穫して洗浄。梅干しとなる実を選んでいきます。
梅干しとして使われる実は、収穫した日に約20%の塩で1カ月程度漬け込まれます。漬け込まれた実は、7月下旬の暑い日光のもとで3日~4日程度干すことで、白梅干しが誕生。
その後、大きさで分けて、梅の加工が行われます。
選別され、キレイに水洗いを行った梅は、株式会社鈴梅オリジナルの調味液に漬け込まれて包装。
株式会社鈴梅オリジナルの梅干しが完成します。
このように手間暇をかけて作られた梅干しをぜひ一度食べてみてくださいね。